テラヘルツ波は光と両方の性質を持った電磁波
その周波数は、1兆Hz~100兆Hzの間にあります。
テラヘルツの波長は3μm~1mm(1,000μm)の間にあり、1秒間に1兆回振動する周波数であり、1兆を意味する「テラ」をつけて「テラヘルツ波」と呼ばれています。光と電波の両方の性質を持っていて、すべての物質や生命が自分自身で放射している安全な電磁波です。
動物、植物、鉱物等の自然界のすべての物質は原子や分子で構成されています。それらの分子や原子は、自然界や宇宙のエネルギーを吸収することによって振動しています。

テラヘルツ波は、自然界のあらゆる物質や生命体が放射し、同時に吸収している電磁波です。
この波長のエネルギーが発見されたきっかけは、1950〜70年代にNASA(アメリカ航空宇宙局)が行った調査でした。
アポロ計画が進められる中、「真空で無重力・極低温」という過酷な環境条件で、生命体が生存するために必要な要素が調べられたのです。
この研究で明らかになったのが、「太陽光のうち、波長8〜15μm(マイクロメートル)の領域にある赤外線は、生存にとって重要である」ということでした。これを機に、赤外線の周波数帯域が、細分化されました。
同時に、NASAが「生命の代謝、成長、育成に不可欠」と結論づけた周波数帯領域に、テラヘルツ波が含まれていたのです。
自然界のすべての物質が放射しているテラヘルツ波のエネルギーは微弱ですが、すべての物質の性質を決定し、宇宙のすべての生命活動をコントロールしていますので、生命光線といわれています。
遠赤外線領域テラヘルツ波の効果
ある波長のテラヘルツ波は細胞に吸収されたり、遺伝子に吸収されたり、細胞をつくっているミトコンドリアに吸収されます。私たちの生命活動の中心になっている有機高分子は、すべてテラヘルツ波領域の共振周波数です。
つまりテラヘルツ波が「命の光」といわれる理由はそこにあります。
私たちの体重の6割以上が水分で、脳の85%以上が水と言われております。
テラヘルツ電磁波は水に吸収されるばかりでなく蓄積され、さらにテラヘルツ波を再放射します。
このテラヘルツ波の蓄積と再放射が共振作用により、電磁波障害等で損傷したDNAや細胞を元に戻したり、より健康な状態に導くと言われております。
また、健康面以外のテラヘルツ波の効果として、太陽パネルの変換効率の向上や施肥効果の向上や、冷却装置の効率向上、蓄電池の劣化防止、断熱効率の向上等確認されています。
テラヘルツ波を照射した肥料と照射していない肥料で野菜類を比較栽培した結果、テラヘルツ波が有機体の育成に深く関係していることが明確にわかります。
地上の生命は遠赤外線と水によって育まれています。
太陽が放射する光線のうち地上に達する遠赤外線は、3.5μmと10μmを頂点とする2つの波長帯です。他の波長は大気に吸収されて地表には届きません。
水の遠赤外線吸収スペクトルは3μmと6~12μm。動植物の吸収波長は、6~12μmです。つまり生命の源である水と有機物は3~12μmの遠赤外線を吸収しているわけです。このように、生命に欠くことのできない遠赤外線は「育成光線」とも呼ばれます。
テラヘルツ波の具体的用途
遠赤外線は相手の組織を壊さずに作用する点が特長です。
たとえば、海苔を高熱で乾燥すれば、葉緑素が熱で壊され色は黒ずみ香りも消えてしまいます。遠赤外線で葉緑素を壊さずに乾燥すれば、黒ずみの少ない香りの豊かな海苔ができます。
人間の平均体温は、36.5℃です。この温度を波長に換算すると約10μmです。10μmの遠赤外線を身体に与えると身体を構成する分子の運動が活性化します。波長が重なり合って分子運動が増幅される、これを共振現象といいます。
分子運動が活発になれば細胞の活動も活発化し身体も暖まります。
体重の60%は水分と言われており、身体の脂肪や重金属は水分子と水分子の間に挟まれています。水分子と水分子がしっかり結合している状態では脂肪や重金属は動けませんが、遠赤外線によって水分子が動き出すと分子の結合はゆるやかになります。
そうすると水分子の間には挟まれていた有害物や脂肪は開放されて体外に排出されると言われております。遠赤外線には体内の不要物を排除するクリーンアップ作用もあるのです。
また、遠赤外線には副作用がありません。屋外に長時間いると日焼けや熱射病になりますが、それらは太陽光のうちの紫外線や近赤外線が原因です。遠赤外線の副作用についてはこれまで報告されていません。クリーンで安全なエネルギーです。
人体へのはたらき
転写体から発振されるテラヘルツ波の共鳴効果で、液体や細胞の結晶水を活性化し、冬は遠赤外線領域のテラヘルツ波で身体の芯から暖まり、夏は汗や水分の常温蒸散を活発にし、気化熱を奪うことにより皮膚温度を下げる効果があります。
また、体内に浸透した場合は「共鳴作用」により体を活性化させることが解ってきました。
なかでもテラヘルツ波は遠赤外線とサブミリ波の中間に広がり両方の良い点を併せ持っているため体内の深部に届き、その「共振作用効果」により身体活動を潜在的なレベルに近づけると言われております。
テラヘルツ波は人体の生体波動(細胞振動)領域のため「共振作用」により身体のバランスを整えると言われております。テラヘルツ波転写体より放射させるテラヘルツ波を共振により多量に吸収した固体物質(たとえば人体)は、乱れた結晶構造が規則正しく結晶構造に変化し、本来の主たる物性が増幅される傾向にあります。
液体の場合は水素結合力が弱くなり、気体の場合は極性が強くなり反応性が強くなる傾向があります。
(還元作用による酸化劣化の防止)
水への効果
水に含まれるイオンにテラヘルツ波を共鳴させることで、驚異的な振動を持ち、水素結合を共振励起し、水素結合を分離して放出された電子が高速で移動し、他の原子や分子と衝突することにより、次々と電子(マイナスイオン)が大量に放出され、水を低分子量し、酸化還元電位を還元側にし、PH値をアルカリ側にし、水を活性化する。
また、超親水性を持ち、汚れを分解したり、剥ぎ落とします。
臭いの元である有機物を共振分解します。(細菌や害虫がテラヘルツ波を忌避します。)
転写体水を炊飯等の調理用水として使用すると水分子の粒子の水素結合を共振励起し、水素結合を分離、電子を水中に放出し、水分子の粒子の微細化した水が食材の内部に均一に浸透し食材を短時間で柔らかくする。
αデンプンは時間の経過により、酸化劣化が始まり、黄化の原因となります。冷えた後もαデンプン状態(芽胞菌を減菌し、ご飯の黄化を防止することができます。)を長時間保持することができます。βデンプンに劣化し廃棄処分される食材を減らすことが可能になります。
共振で食品の細胞内の余分な水分が活性化され、少ない加熱処理エネルギーで短時間で蒸散され、余分な水分が蒸散されるだけではなく、転写体水内の活性窒素から生成されたアミノ基で旨みが増します。
また、水に溶解しているシリカ(二酸化珪素)がコーティングされた状態に仕上がります。お米の一粒一粒がしっかりとした仕上がりになります。
水をコンクリート等に混ぜることにより、強度が増し、重さも重くなり、コンクリート自体の寿命も長くなります